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第三者


最近、ストレスチェックを実施される企業様が増えており、その中で、「まずは、セルフケアから」、「自分を知るために」というキーワードで、結果表の使い方について企業の方にお伝えすることがあります。

そこで、私自身のこととして、「セルフケア」、「自分を知る」ことを考えてみた時、「私」のことをよく知っているようで、よく分からないことにあらためて気づきました。

というのは、私には職業柄、私のことを教えてくれる人が周りにいるのですが、「外から見た私」が意外な私であったり、分かっているようで分かっていなかったんだなあと改めて感じることがよくあります。

特に、私の感情が動くとき、例えば、動揺したり、腹が立ったり、つらくなったりしたときに、周りのことが見えなくなったり、自分の振る舞いが分からなくなったりするようです。

こういう体験を通して、「私」は、なかなか自分で発見しにくいものだなぁ~という実感をしみじみしています。

先に述べたストレスチェックですが、もともとは自分で回答したものですが、結果表は第三者的な視点を与えてくれるものではないでしょうか。あらためて「私」に気づく。

例えば、職場で嫌なことを言われた。それを、友人や家族に聞いてもらう。聞いてもらった後に言われるコメントは、自分では気づかないことだったりすることがあります。これも第三者的な視点から得られることです。

「私」って、冷え性だから、厚着して、カイロを貼って、と対処をしていたとことに、友人から「水分不足もあるんじゃない?」と言われ、ハッとして振 り返ってみると、確かに!水分不足!じゃあ、「水分不足の私」に対して、いつもより多めに水分を取るという対処法をとってみよう。。。

こうして得られた「私」に対して、違った対処法を当てはめていくと、もっとピッタリくるものが見つかるはずです。これは、ストレス対処法にも当てはまるのではないでしょうか。

専門的なカウンセリングも、第三者にあたります。第三者的な視点を得て、違った対処法を見つけてみませんか。