2014年12月の記事一覧です。
年末になるとなぜか時間が過ぎるのがより早く感じられる気がしますが、
皆さんどのようにお過ごしでしょうか。
年末年始となりますと、忘年会や新年会親戚の方達で集まる機会など、
人と集まる機会が多くなると思います。
もしかすると、そうして集まった人達のご家族やご友人が心の調子を崩している
という事があるかもしれません。
病院を受診された方やそのご家族のお話を伺う際に、病院受診していることを、
親や親せきに伝えるか、ということで悩んでおられる方が少なくないように思います。
そういう時には、親族であっても礼儀で伝える必要はないことや
理解してくれる人には伝えても良いのでは、とお伝えしています。
「心の病」というと、まだ偏見を持たれている方もおられると思います。
理解してもらえないなら、無理に分かってもらわなくて良いんじゃないですか、
避けるのも一つの方法ですよ、とお伝えすると、
「そうですよね」とほっとした顔をされた方がいらっしゃいました。
ご本人から伝えることが難しいことは、主治医の先生や病院スタッフから説明することも出来ます。
調子を崩した時には周囲の環境調整も、大事なことだと思います。
ちなみに契約企業の方に配布させていただいている「ハートピース通信 冬号」では、
セルフケアに関することから、少し視点を変えて、「うつ病の方に接するときに心がけたいこと」を
テーマにしています。
年が明けましたら配布させていただきますので、興味のある方は読まれてみてください
(N.T)
こんにちは。
いよいよ師走に入り、慌ただしくなってきました。
仕事でもプライベートでも忙しい毎日ではないでしょうか。
今回は緩衝要因についてお話したいと思います。
ストレスについて語られる時に外せないのが「緩衝要因」の存在です。
緩衝要因とは、「ストレスを和らげてくれるもの」という意味です。ハートピースの研修でもよく取り上げています。
人は色んな緩衝要因に支えられています。
例えば、ある人にとっては、温かいお茶を一杯飲む事が緩衝要因となりますし、ある人にとってはネットショッピングがそうなるかもしれません。TVでサッカーの試合を見て「自分もがんばろうと思った」という人もいるでしょう。
また、自分が言った何気ない一言が、他の人にとって大事な緩衝要因になっているかもしれません。
今日、何か自分にとって緩衝要因になるものはあったでしょうか?
(Y・K)