季節と心
今年は桜
も早く咲いて、すっかり暖かくなり、春という感じですが、
みなさんいかがお過ごしでしょうか。
私は、元々花粉症なのですが、今年は目
に来ている感じで、
目薬の回数が、例年より増加している気がします。
「季節の変わり目は、体調を崩しやすい」というのは、
みなさん聞かれたことがあるのではないでしょうか。
過去のブログで「急な変化」にも書きましたが、
急な変化に弱いのは、心
も同じです。
また、その時に少し触れましたが、
「どうも冬には一度は体調を崩してしまう」というように、
身体
に苦手な季節というものがあるように、
心
にも苦手な季節というものがあるようです。
それは何となく、というように、まったく理由がない訳ではありません。
身体が苦手な季節、体調を崩しやすいために、
その影響が心にも出てしまう場合。
風邪になり身体がきつい時に、考え方が後ろ向きになったり、
気分が沈んだことはありませんか?
周囲、環境の影響を受けている場合。
春であれば、環境が新しくなる季節です。
仕事環境、人間関係に変化がある季節です。
変化、そのものが苦手な方もいらっしゃると思います。
昔の記憶が影響している場合。
例えば、その季節に大切な方が亡くなった。
その時の情景、匂い、温度などは心に残っているものです。
ふと、昔のことを思い出す時は、その時にいる場所の何かが
思い出すきっかけになっていることが多いです。
人間は、様々なものから影響を受けています。
好きなもの、得意なもの
があるのですから、
苦手なもの
があるのも当たり前です。
心
に関することは、目に見えて分かりづらいこともあって、
立ち止まって考えられることが少ないように思います。
理由が分かれば、対処も出来るでしょうし、
「ああ、そうか
」と思うだけでも、ずいぶん違います。
苦手な時期は、無理をしないように、と気をつけることも出来ると思います。
心に対する影響から、脳内物質のバランスを崩してしまうのが、うつ病です。
身体の調子と同じように、心の調子についても、
少し気をつけても良い時代なのかもしれません![]()
(N.T)


