スタッフメモ

鹿児島マラソン2026 ~舞台裏のおはなし~

今年も、鹿児島マラソン2026が開催されました。

私はここ数年、息子のボーイスカウト活動のご奉仕でボランティアとして参加しています。

大会のボランティアと聞くと、給水所や誘導係を思い浮かべる人が多いかもしれません。

でも、私が担当したのはトイレ管理。

そう、あのトイレです。

 

スタート前、朝の冷たい空気の中、ランナーたちは次々とトイレへ向かってきます。

「いよいよですね、頑張ってください」

「ありがとう!行ってきます!」と、

緊張と覚悟を持った表情で走り去っていくランナーたち

見送ったその数時間後には、汗だくで、足を引きずりながら、

スタート前とはまったく違う表情で、またトイレの前に戻ってきます。

「おかえりなさい!本当にお疲れさまでした」

そう声をかけると、あるひとりのランナーから

「いやいや、あなたたちこそずっとここに立ってて大変だったでしょう。ありがとうね」

思いがけない労いの声、今までの疲れが充実感に変わった瞬間…

今思い出しても 心がじんわりと あたたかくなります💗

 

スタート前の緊張も、途中の苦しさも、ゴールの達成感も、

すべてがトイレ前に流れ込んでくる

華やかなスタート、感動のフィニッシュからは 少し離れた静かなところ

そう、ここは ランナーのスタートとゴールをつなぐ 特別な場所でした。

 

そして、もうひとつのおはなし

ゴール後のランナーのなかに、脚が限界を超えて震えている姿が

しゃがむのもつらい… 立ち上がるのもつらい…

そんな状態で目の前に現れるのが 和式の簡易トイレ

そう、それは…「優しくないトイレ」

だからこそ、心の底から思いました。

どうか、ランナーに「優しいトイレ」を…!

 

鹿児島マラソン感動の裏側で、私は密かに次回のトイレへ 期待の念を飛ばすのでした…🙏💫

(M.Y)