ここに至るまでの勇気を思う
我々の業務の一つとして、クライエントからこれまでの病歴、病悩歴の聴取があります。
今更強調するまでもなく、これは個人個人違うものです。
相談や受診の切っ掛けとなる状況や症状があったとしても、それには少なくない時間がかかるものです。
そして、その時間の中に、逡巡も入ってきます。「もう無理」や「これ以上…」等様々な感情が入り混じるものと感じています。
繰り返しますが、個人には個人の時間、歴史があります。
ある日(あるいは急に)ある思いが、浮かんでは消え、そこに、様々な環境が混じり合い、まるで、渦に引き込まれるような感じで、苦悩に至るのかもしれません。
我々の使命は、こういう言葉にはなかなか表現できない複雑な感情に対し、種々の配慮ができること、渦のように巻きつつある状況をうまくほぐせること、そしてそのお手伝いができることだと考えています。
何事も予防が肝心と言われますように、芽のうちに解決しておいたほうが良いことはたくさんあるはずです。
皆さま、弊所に相談するのには相当の勇気が必要かと存じますが、小さなことでまったく構いません。どうぞお気兼ねなくご相談くださいますようお願いいたします。
(M・U)